IF文
紹介
このセクションでは、Waveの制御文の1つであるIF文の構文について紹介します。 IF文はプログラミングにおいて条件を評価し、条件が真(True)の場合に特定のコードを実行する制御文です。 これにより、条件に応じてプログラムの流れを制御し、柔軟で論理的なコードを作成できます。
基本構造
IF文は特定の条件を評価し、その条件が真(True)の場合にのみ指定されたコードブロックを実行します。 WaveのIF文の基本構造は以下のようになります:
if (条件) {
// 条件が真の場合に実行されるコード
}
条件は比較演算子(==
, !=
, <
, >
, <=
, >=
)や論理演算子(&&
, ||
, !
)などを使って記述します。
条件が偽(False)の場合、コードブロックは実行されません。
例
次に、簡単なIF文の例を示します:
var temperature :i32 = 30;
if (temperature > 25) {
println("天気が暑いです。");
}
上記のコードでは、temperatureの値が25より大きい場合、「天気が暑いです。」というメッセージが表示されます。
IF_ELSE文
条件が真でない場合に実行するコードを指定したいときは、IF-ELSE文を使用します。 構造は以下のようになります:
if (条件) {
// 条件が真の場合に実行されるコード
} else {
// 条件が偽の場合に実行されるコード
}
例:
var score :i32 = 70;
if (score >= 60) {
println("合格です!");
} else {
println("不合格です。");
}
scoreが60以上の場合、「合格です!」が表示され、それ以外の場合は「不合格です。」が表示されます。
入れ子のIF文
IF文は他のIF文の中に使用することもできます。これを入れ子のIF文と呼び、複雑な条件を処理する際に役立ちます。
var score :i32 = 85;
if (score >= 60) {
if (score >= 90) {
println("優秀な成績です!");
} else {
println("合格です。");
}
} else {
println("不合格です。");
}
上記の例では、スコアに応じて「優秀な成績です!」「合格です。」または「不合格です。」というメッセージが表示されます。
まとめ
- IF文は条件を評価して、特定のコードブロックを実行する制御文です。
- ELSE文を追加することで、条件が偽の場合に実行するコードも指定できます。
- 入れ子のIF文は複雑な条件を処理する際に使用されます。
IF文を活用することで、プログラムの流れをより論理的で動的に構成できます!