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文法

1. 基本構造

  • ファイルの内容は{}中括弧で囲まれているオブジェクトobjectで始まり終わります。

  • オブジェクトはプロパティ名(key)と値(value)のペアで構成されます。

  • プロパティ名と値はコロン:または等号=で区切られます。

2. コメント

  • コメントは // または # で始まり、一行ごとに作成されます。

  • コメントはその行の終わりまで適用されます。

  • 複数行のコメントはサポートされておらず、複数行にわたってコメントを作成する場合は各行に // または # を追加する必要があります。

3. オブジェクト(Object)

  • オブジェクトは中括弧 {} で囲まれており、キーと値のペアを含みます。

  • キーと値の間には : または = 記号を使用できます。 両方の記号は混用可能です。

  • 各プロパティはカンマ(,)で区切られます。

  • オブジェクト内に別のオブジェクトをネストして使用できます。

例:

{
status: "success",
code = 200,
user = { id: 123, name: "John Doe" }
}

4. 配列(Array)

  • 配列は角括弧 [] で囲まれており、要素はカンマ(,)で区切られます。

  • 配列の要素はオブジェクト、文字列、数値など、さまざまなデータ型にすることができます。

  • WSONでは、配列はオブジェクト内に含めることができ、配列の中にさらに配列やオブジェクトをネストすることも可能です。

例:

tasks: [
{ task_id: 1, title: "Complete project report" },
{ task_id: 2, title: "Review team feedback" }
]

5. キー-値ペア(Key-Value Pair)

  • 属性名は文字列で構成され、スペースを入れずに :, = の後に値を配置します。

  • 値のタイプには、文字列、数値、ブール値、オブジェクト、配列などがあります。

  • 文字列はダブルクォート " で囲まれます。

  • 数値はダブルクォートなしで使用し、整数または実数表示が可能です。

例:

name: "John Doe"
age = 25

6. データタイプ(Data Types)

  • 文字列(String):ダブルクォート " で囲まれたテキストです。
"hello world"
  • 数値(Number):整数または実数値です。
42
3.14
  • ブール値(Boolean):true または false の値を使用します。
is_active = true
  • オブジェクト(Object):中括弧 {} で囲まれたキー-値ペアです。
  • 配列(Array):角括弧 [] で囲まれた要素のリストです。

7. 例の説明

{
// ステータスコードとメッセージ情報
status: "success",
code: 200,
message: "Data retrieved successfully",

user = {
id = 123,
name: "John Doe",
email: "john@example.com",
age: 25 # ユーザーの年齢
},

tasks: [
{
task_id: 1,
title: "Complete project report",
status: "in-progress",
due_date: "2024-10-15"
},
{
task_id: 2,
title: "Review team feedback",
status: "pending",
due_date: "2024-10-20"
}
]
}