Wave + Whale 統合開発ロードマップ v2
この文書は、Wave言語とWhaleコンパイラーツールチェーンの統合開発プロセスを段階的に整理したロードマップです。 WaveとWhaleは初期には分離された構成要素で始まりますが、最終的には一つの独立した言語エコシステムに完全に統合されることを目指します。
全体の開発段階は次のような流れをたどります。
pre-alpha → pre-beta → alpha → beta → rc → release
各段階は前の段階の結果を基に進行され、一つの段階が完了すると以前の構造に戻らない一方向の開発を前提としています。
Pre-Beta ステージ
Pre-Beta段階の目標はWave言語のフロントエンドを完成し、LLVMバックエンドを基に言語の全体機能を実装することです。 この段階ではWhaleを使用せず、コンパイルと実行は完全にLLVMを通じて行われます。
文法自体を拡張する作業はこの段階では行いません。 既に定義された仕様に基づいてすべての文法要素を実際に動作させることが核心の目標です。 エラーメッセージの質、タイプチェック、変数スコープ処理など、フロントエンド構造の安定化に集中します。
実装範囲には変数の宣言と出力、基本演算が含まれ、関数の定義と呼び出し、条件文(if / else if / else)、ループ(while / break / continue)もすべてこの段階で完成されます。
また、フォーマット出力、明示的なタイプ指定、ptr<T>の形のポインタ設計、array<T, N>の形の配列設計が含まれます。
この段階でWaveコンパイラはすべてRustで作成され、LLVM IR生成とAOT実行のためにinkwellとllvm-sysを使用します。